姫子の滝0021福島012


13.04.17

13.03.20
所在地:福島県須賀川市
滝落差:10メートル
滝 幅:2メートル
その他:
駐車場:あり
難易度:★★☆☆☆(藪こぎが必要な為★一つ追加です)
訪問日:
 1、2013年3月20日
 2、2013年4月17日


国道沿いの通称大岩の滝が姫子の滝と思われていましたが、こちらが本当の姫子の滝です。
旧道の先に隠された箱入り娘ですね。
写真では、大した事が無いように見えますが、以外と滝から川までのアプローチが長くて、落差の割に大きな滝に見えます。
当初は、川を下ろうと考えていましたが、現地に着いた時、この感じなら絶対に旧道があると周囲を探索しました。
落葉期は下草が生えていないので容易に接近できますが、夏場、植林地奥は日当たりがいいので、かなりの藪こぎが必要になると思います。



鳴沢の滝付近の旧道敷きに車を停め上流へ。

地図によると、滝は左岸にあるので、多分この見えない先に滝がありそうと判断し、周辺を見渡します。
存在が分かってからこの位置から上流を望むと、実は、姫子の滝がちらっと見えています。

比較的大きな切通しがあります。
このような、古くから続く道の大きな土木工事のそばには、大体、使われなくなった旧道があります。

この砂入れの裏側に道があったような形跡があります。
杉が植えてありますが、どれも同じ位の太さです。
同時期に植林したのではないかと推測されます。

特に立ち入り禁止でもないので、先に進みます。

この辺り間は、廃道後に土を盛って杉を植林したものと思われます。
雪が解けたばかりで下草も生えておらず、そこそこ歩きやすい。

杉の植林地を抜けると、あぁ、やっぱりここには道があったんだ…といった、風景が広がります。
滝は、尾根の突端部の対岸にあるようで、木々の隙間から見え隠れしています。

さらに少し進みます。
滝はもうすぐです、滝と廃道どちらも楽しめて凄く楽しい。

尾根の突端部分から、川を見下ろします。
平場から河原までは3メートル位高さがあり、水流により浸食された地形になっています。
下りられない事もないのですが、無装備で降りたら、戻る事はできません。

ついでに先の部分も味わいます。
現道に近づくと、土が盛られ、杉が植えられています。

さらに先に進みます。
もう少しで、現道です。

このガードレールの裏から現道に合流です。
今かかっている橋とは、なんとなく角度が合わないので、もしかしたら、別の橋がかかっていたのかもしれません。
さて、その橋ですが…

橋の親柱はぼろぼろになっていて、鉄筋がむき出しになっています。
橋の名前は、「媛子橋」納得のネーミングです。

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