馬尾滝 0006福島005


(13.02.26)馬の尾もすっかり凍りついています。

(13.03.20)氷が解けました、水量は、春先、屋根の雪が解け始めて、軒下に激しくしずくが垂れる位な感じです。(雪国の人なら解ってくれるはず)

所在地:福島県矢吹町
滝落差:4メートル
滝 幅:2メートル
その他:三十三観音史跡公園内
駐車場:あり
難易度:★★☆☆☆(駐車場から遊歩道を5分程度、滝は遊歩道の外れにあり、若干の藪こぎが必要なので、★一つ追加です。)
訪問日:
 1、2013年2月26日
 2、2013年3月20日

・周辺の様子・滝へ至る道中の状況

(13.02.26)駐車場からは、ちょっと急な遊歩道を下ります。

(13.03.20)下り坂は舗装されています。


(13.02.26)川沿いに出ると、平坦な道に変わります。
さすがに、真冬なので、誰の踏み跡もありません。

(13.02.26)川沿いの岩肌には、三十三観音磨崖仏があります。

「 隅戸川岸の 10メートル余の断崖、岸壁に 37体の磨崖仏が彫刻されている(薬師如来1 阿弥陀如来1 地蔵菩薩1 聖観音菩薩10 不空羂索観音菩薩8 千手観音菩薩5 如意輪観音菩薩5馬頭観音菩薩2 准胝観音菩薩1 十一面観音菩薩1 尊名不祥2)。   これらの磨崖物は、大きさ、作風から同時期に彫刻されたものと考えれれる。
「白河風土記」(文化 2年(1805)刊)巻之十一に三十三観音の記があるところから これ以前に彫刻されていたことがわかる。 像容、作風から18世紀後半の造立とみられる。 -現地の案内板より-」

(13.02.26)数えると三十七体あります。

(13.03.20)

(13.03.20)滝は、遊歩道を外れ、その先の踏み跡を辿ります、川のすぐ横にある不安定な岩の上を歩きますので、川に落ちないように注意しましょう。


(13.02.26)「 断崖上に石祠「滝八幡社」が鎮座しているが、「白河風土記」に滝八幡宮の記あり、康平年中(1058〜64)、前九年の役源義家が凱旋のおり矢柄で屋根を葺き建立したと伝えている。
これが「矢葺」(矢吹)の地名のゆかりとなっている。
  付近には中世矢吹氏の館跡「袖ケ城」があり史実、伝説とあわせて貴重な史跡である。-現地の案内板より-」

(13.03.20)対岸より。
写真中央付近の岩場が黒く見えますが、三十三観音磨崖仏の裏には手彫りの隧道があり、馬尾滝の先まで続いています。


(13.03.20)対岸の道は、こんないい感じの未舗装路です。

・アクセス

国道4号線から矢吹病院を過ぎ、左の方に入る細道へ左折。
橋を渡ったら、通り過ぎています。

更新履歴
13.02.26 
13.03.22 再訪画像追加