勢至堂渓谷5滝
こちらでは、過去に載せた事がある勢至堂渓谷5滝です。
11月2日の訪問でしたが、結果的に2013年の滝納めでした。
訪問回数4回で今年最多そして最後に訪問した滝になりました。
地図です。
福島県須賀川市旧長沼町の最奥の集落で、山を越えると福島県郡山市湖南町になります。
この峠は、江戸時代の国境で旧街道には藩界境石が残されています。
勢至堂集落は、現在すっかり寂れてしまいましたが、江戸時代には宿場町として栄え、遊女もいた旅籠があったそうです。
滝を上流から
銚子ヶ滝
予想はしていましたが、この季節は手前の木々が邪魔になってほとんど滝を見る事ができませんでした。
馬尾の滝
馬の尻尾のような細やかな流れが特徴的な滝です。
個人的には、岩盤がマンボウに見えて仕方がありませんでした。
大岩の滝
姫子の滝と勘違いされている大岩の滝です、大岩の…とわかってから見ると周辺の岩の様子がごつごつした荒くれた感じに言えてくるから不思議です。
ここは不法投棄が多く、足もとが見えないこの時期に河原へ下りるのは危険なので道端からズームで攻めています。
姫子の滝
旧道の奥にひっそりとたたずむ姫子の滝です。
旧道歩きも楽しめて一石二鳥です。
この切通しが目印で、スリップ防止用の砂箱の裏から杉林へ突入です。
反対側の橋(媛子橋)のたもとからも行くことができます。
これが出来るまでは、カーブの目の前に滝があったんだろうな。
鳴沢の滝
枝また枝ですが、これより先に進む事ができません。
対岸に渡るには、長靴(太もも位まである大長)が必要です。
道路から見るとこんな感じの藪です、
灌木と笹、弦がはびこる所をタイムスタンプで7分位進むと先ほどの写真の位置に到着します。
とにかく藪です。
気をつけてかきわけないと、棘だらけのタラの木に出くわして精神が折れそうになります。
戻った時には、いつの間にか手のひらにいくつものタラの木の棘が刺さっていました。
手袋を準備しない自分が悪いんですけどね。