亀滝 0011山形01


所在地:山形県米沢市
滝落差:5メートル
滝 幅:10メートル
その他:
駐車場:あり(川沿いの路肩に数台の駐車スペース)
難易度:★★☆☆☆(国道から長い林道走行がある為★一つ追加です)
訪問日:2009年6月13日

滑川の大滝シリーズ第1弾
山への起点となる滑川温泉のすぐ下流に落ちている滝です。
源流に近いので、河原の石一つ一つが大きいですね。
今回も、滝の紹介と言うよりは、峠駅の紹介になりそうな予感…

・周辺の様子

国道13号線から板谷集落へ、県道から林道に入ると、緑のトンネルが続きます。
道幅は、写真のように狭くすれ違いが困難です。


滝へ行く前に、まずは寄り道。

奥羽本線山形線)JR峠駅前の「峠の茶店」です。
名物は、峠の力餅。

JR峠駅。
奥羽本線名物、奥羽山脈越えの4連スイッチバック駅の一つでしたが、現在スイッチバックは廃止されています。

峠駅ホーム。
冬でも快適なスノーシェッド内に設置されています。
ほぼ無音の世界です。
山奥の無人駅ですが何となく違和感を感じていました。
数分後、違和感の主の接近を告げる警報音が鳴り響きます。
入口からホームに登るとき、下り線の線路を渡るのですが、そこには警報機が設置されています。
ホームの外れにあるトンネルから、主の足音が近づいてきます。

狭いローカル駅に似合わない巨体で山形新幹線が風のように飛んでゆきました。
違和感の正体は、線路の幅。
駅とは不釣り合いの新幹線サイズのレール幅が、違和感のもとでした。

こちらは、真冬に訪問した時の画像です。
この時は、聞こえる音は、屋根からのしずくの音だけで、世界に自分だけが取り残されたんじゃないか…という、錯覚にとらわれました。


新幹線も堪能したところで、旧駅とスイッチバックの遺構を訪問です。

スイッチバックの先は、トンネルとスノーシェッドになっています。
路上の水たまりには、無数のオタマジャクシが泳いでいました。
成長が早いか、水溜りが干上がるのが早いか…

突き当たりです。
屋根の下の部分には、レールが残されています。

旧峠駅のホームです。
奥には、赤茶けた看板のフレームが残っています。

峠駅を出て、滑川温泉へ向かいます。

もしかしたら、このアングルの写真をどこかで見た事があるかもしれません。
理由は、滑川温泉へ向かう林道で唯一開けている場所だからです。
狭い道で、すれ違いに苦労しつつ、滑川温泉に到着です。

おまけ

(2009.01.29)板谷駅での画像です。
小さい駅に不釣り合いな新幹線の巨体です。
これでも、普通の新幹線より小ぶりなんですよね。

滑川の大滝シリーズ第2弾へ続く